英語学習:TOEIC L&R高得点対策の書籍
800点を超えるならこの書籍
今日ご紹介するのは、TOEIC対策本です。
「テストで高得点を取ることが英語運用能力の証明になるとは限らない」
というお言葉もありますが、数々の英語関連の資格試験は英語学習を段階的に進めるために非常に役立つと私は考えています。
リスニング・リーディング・スピーキング・ライティングの4つの技能には、
- 単語・語彙
- 文法
- スラングの知識
- 丁寧語の知識
- 時事問題・身の回りの出来事についての関心
- コミュニケーション能力
などなど。とにかく身につけねばならないことはたくさんあります。
今日は、TOEICのListening&Writing試験対策で、特に高得点領域に入るためには確認しておいたほうがいい書籍をまとめてみました。
こんな人におすすめ
- TOEIC600点は確保したがそれ以上をゲットしたい人
- 効率的に点数を伸ばすための書籍を知りたい人
TOEIC L&R 高得点ゲットのための書籍一覧
一つひとつ、簡単なポイントと共に紹介していきます。
世界一わかりやすいTOEIC L&R(関正生 著/KADOKAWA)
こちらのシリーズでは、自分の目指したい得点に合わせた模試や対策本が出版されています。下のリンクでは、800点突破のために使った模試を載せておきました。
良いところ:良質な問題を練習できる/解説が丁寧
苦手ポイント:リスニングの音声が公式とはかなり違うため難しく感じる可能性あり
公式の問題よりもやや難しいかなという印象がありました。こちらで高得点を獲得できるようであれば、かなり自信がつくと思います。
公式TOEIC Listening & Reading 800+(ETS著/国際ビジネスコミュニケーション協会)
公式の問題集です。
高得点を取るのであれば、TOEIC特有の問題群とその傾向をつかむ必要があります。
良いところ:難問の傾向を知ることができる/練習問題が多数ある
苦手ポイント:難問以外はあまり深く解説されない
個人的に、文法・語彙が苦手なので、Part5と6は点数が低くなりがちです。こちらの本では多数の練習問題があるので、非常によい練習になりました。
ただし、難問以外はたいして解説されないので、いまいちよくわからないけど自分の中で納得させた問題も。TOEICのことはある程度わかっている、という方が使うには十分な書籍であると思います。
公式TOEIC Listening & Reading Part7 速読演習(ETS著/国際ビジネスコミュニケーション協会)
TOEICで高得点を取るコツは、
Part7でいかに解き切るか
だと思っています。そのための練習としてこの1冊はチャレンジしておいたほうが良いでしょう。
良いところ:長文読解のコツを学ぶことができる/公式問題で練習できる
苦手ポイント:速読力自体は自力でレベル上げが必要
TOEICのリーディングでは、登場する記事・問題文すべて読み切るスピードがあることが大前提です。問題は細かい注意書きからもよく出題されます。
ここでたくさん点数を取ることが高得点を取るためには必要になってきます。時間の目安通りにすべて読むことができれば、問題の難易度はそれほど高くないとも言えますね。
ところが、速読するためには量稽古が必要で、こちらの書籍を一度解いただけではなかなか能力は伸ばせません。普段から英文を読む癖をつけておき、こちらの書籍ではあくまで答えを導くポイントを確認する、という認識で取り組むのが良いと考えられます。
公式TOEIC Listening & Reading 問題集(ETS著/国際ビジネスコミュニケーション協会)
公式が出版している問題集は必ずチャレンジしておきましょう。出題形式が変更されることがあるので、最新の問題集をゲットしておくことがおすすめです。※2023.8月現在は問題集9が最新です。
良いところ:本番と同じリスニング音声・リーディング問題で練習できる
苦手ポイント:もう一つくらい模試があったらなお嬉しい
個人的には、テスト本番のほうがやや難しい印象があります。公式はあくまで基礎としながら、別書籍の難易度の異なる模試にも挑戦しておいたほうが安心できるでしょう。
また、公式の問題集はやや値段が割高ですから、もう一つくらい模試があったらコスパ的に嬉しいな、とは思いますね。
まとめ:やりっぱなしにせず何度も挑戦しよう
今日は、TOEIC高得点を取るために読んでおいたほうがいい書籍をいくつか紹介しました。TOEIC対策本は多数ありますので、いったいどれがベストなのか…?と悩む方も多いと思います。
まずは色々と手を出さず、自分の目標・目的に合わせて数冊を用意し、やりこむようにしてみてください。
また、英語の基礎力を上げて運用能力を高くするには、”使うこと”が何より大事です。英語で読む・聞く・話す・書くことを日常の中に取り入れていきましょう。私自身もまだまだ道半ばですが、長いお付き合いをしながら底力をつけていくことが必要だろうと考えています。試験の結果だけで一喜一憂する必要はないと思います。
プレッシャーになりすぎても面白くありませんし、緊張とワクワクのバランスをうまくとって、楽しみながら試験に挑戦していきましょう。
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