【シリーズ】読書生活のつくりかた vol.2時間の捻出方法

忙しい毎日で時間をひねり出すには?

読書生活のつくりかたシリーズの第2弾!今回は『時間の捻出方法』ということで書いていきたいと思います。

前回の記事にもいくつか登場していますが、私の実践方法をより詳しくご紹介していきますね。

前回の記事リンクはこちら

こんな人におすすめ

  • 本は読みたいけど時間が作れなくて困っている人



自分の時間コントロール 

まずはメンタルづくり

前回の記事でも述べましたが、あなたにとっての本を読む価値とは何でしょうか。

そもそもなぜ本を読みたいのでしょうか?誰かに強制されているから?もしくは、自分磨きのためにやろうと思っている?


大前提として、

時間は自分でつくるもの

です。忙しいことを理由にしているうちは、何事もうまくいかないでしょう。


本を読む時間をとれない、ということは、自分の人生の中でその行為の優先順位が低く、やってもやらなくても生きていくことができるからです。


個人的には、読書・勉強はハードルが高いものなんかじゃないと思っています。

日常の中に当たり前のようにある、生活の一部であるようにしていくことをイメージしてみてください。

もっと気持ちを楽に、ゆるく、考えてほしいです。

読んでいることがえらいわけではないし、読んでいるから何かがすぐにできるようになるわけでもないですが、遅かれ早かれ心が豊かになる確実な方法は、本と出会い、読み、見聞を広げて、自分の参照枠が広がることです。


外に積極的に出ることができなくてもできるのは、情報と出会うこと。著者の知識・経験の結晶は、自分にはないものであるほど刺激的で、自分の可能性を広げてくれるはず。

もっと楽しく、「やってみよう!」というワクワクな気持ちで取り組んでみませんか。



やらないことを決める

「やっぱり本を読みたい!」と考えるのならば、

何をやらないか

を考えてみましょう。


自分の生活の中で、何を削ることができるでしょうか?

仕事の時間は必要、家事も必要、子育て時間も大事。


あまりおすすめできないのは、寝る時間を削ることです。

一般的な人であれば、1日のうちで6~7時間は睡眠時間を確保するのがベストですから、そこを削って脳の思考力を落としてまでやることではないはずです。(ショートスリーパーの人、もしくはアスリートなどでロングスリーパーの人は別の考え方が必要です。)



【やらなくてもいいことの例】

  • テレビや動画を観ること
  • 無駄な残業をすること
  • 無駄な飲み会・食事会に行くこと
  • 完璧な家事ができる人間であろうとすること


これらはあらゆる人に共通して排除しやすい時間だと言えると思います。


テレビや動画を観ない

だらだらと流れるテレビや動画は集中を邪魔しますので、消しておくのがベストです。観るときは「それだけを集中して〇〇分」と決めてみてください。

学びのための動画視聴もあると思います。その時間は動画視聴だけに集中するようにしてみましょう。



無駄に残業しない

また、サラリーマンなのであれば、残業はおすすめできません。残業代が稼げるからとか、先輩より先に帰れないからとか、自分の仕事が遅いから…といった理由での残業はできるだけしないようにしましょう。残業するより、本を読むほうが手に入るものは大きいです。

決められた時間で仕事は終わる。ほかの時間は自分が大事だと思うもののために使うほうがいいと私は考えています。(仕事の効率を上げる方法は他書籍にあると思いますので、参考にするといいかもしれません。)



無駄な飲み会・食事会に行かない

最近の若い人はこの傾向が強いようです。(最近…がどこまでを指すかは難しいのですが…)

ひと昔前だと、先輩からのお誘いは断れない…という雰囲気が強かったのではないでしょうか。飲み会の場で得られる情報や信頼関係もあったはずです。

それはそれで必要な時間かもしれませんし、否定はしません。


大事なのは、「参加させられている」と感じるような会に行かない、ということ。

能動的に「今日は参加して楽しもう!」というのなら意義はあると思います。

自分の中での優先順位をよく考えて、無駄にお金と時間を使う行為を排除してみてください。



完璧な家事などしない、というかそんなものない

完璧であろうとするのは良くないと思います。

「こうでなければ…」という形は、自分の理想の押し付けにすぎないことも多いです。結局それにたどり着けない自分を責めてしまうことにもつながります。


家事はもっと自由なものでしょう。

家の事、です。他人の家の形が自分の家のルールにはなりません。


大事なのは、自分・家族の健康を支えることだけ、だと私は考えています。

健康はこころとからだのどちらもが含まれます。帰る場所であること、そして元気でいられる場所であること。そのための食事、洗濯、掃除、金銭管理です。取り組む頻度、役割分担、時間配分は無理なく決めていきましょう。



環境整備       

ここまで、自分の読書に向き合う気持ちを整えること、自分の時間をつくるための「やらないこと」を決めることを紹介してきました。


ここまでくれば、およそ自分の毎日の中に平日でも2~5時間は捻出できるようになっていると思います。(もちろん個人差はありますが、2時間はとても大きいです。)


あとは、

余計なものを周りに置くのをやめてみてください。


余計な物①スマホ・テレビ

テレビに関しては前出の通り。目に入るところで流れる情報は集中の邪魔です。


また、スマホで本を読むのはあまりおすすめできません。なぜなら、フリックすればすぐに別のアプリを開くことができてしまうからです。

電子書籍を読むならそれ専用にタブレットを持ったほうがいいでしょう。ほかの機能はできるだけ排除しておいたほうがいいと思います。



余計な物②音楽

音楽を聴きながら読むほうがはかどる、という人もいらっしゃると思います。人によるものだとは思いますが、もし何か音を鳴らしておきたいということであれば、あまり歌詞やメロディーに集中しなくて済むものにしたほうがよいでしょう。

小鳥のさえずりとか、川の音とか、料理の音とか。


私の場合、好きな音楽だと聴き入ってしまって全然集中できません。つい歌詞を口ずさんだりしてしまうので。読書との相性はあまりよくないような気がします。



余計な物③心配事

なんだそれ?と思う方もいるかもしれません。

しかし、集中するときには一番邪魔かもしれない、と私は考えています。


「あれ、どうするんだったっけ?」「あー明日の仕事やだなー」「これとあれとそれ、買っておかなきゃ」「またあの人にあれ言われたんだよな…いやだな、一緒にいるの」


こういう心配事・雑念は、集中を確実に阻害し、せっかく学んだことも右から左へ…なんてことになりかねません。


後で考えておくべきことは、後で考えてください。そのために、

メモやノートに心配事は書きなぐって一旦閉じる

ことをやってみるといいと思います。


頭の中にあり続けると邪魔です。無駄に読書に時間がかかります。また、紙に書いたほうが心が落ち着き、冷静に問題に対処する方法が思いついたりしますので、おすすめです。



まとめ        

  • 読書をする!という気持ちをつくろう
  • 無駄な時間をなくしてみよう
  • 読書しやすい環境を整えよう


いかがでしたか?

読書をする時間をつくるための方法を広くまとめてみました。

次回からの「読書生活のつくりかた」では、おすすめのグッズなども紹介していきたいと思います。ぜひ読みに来てくださいね。

コメント

このブログの人気の投稿

賢者の書

自転しながら公転する

1984